【9月読んだ本②】6冊を紹介

本感想。2025年9月に読んだ本のまとめ。

今月読んだ本の中から6冊をご紹介。
読んでみたいな!と気になる本があるとうれしいです。

目次

死体埋め部の回想と再興  斜線堂有紀

  • ジャンル
    ミステリー小説
  • あらすじ
    祝部と織賀の出会いから「あの日」までを綴った『死体埋め部の悔恨と青春』の第二弾。歪な部活動の果てに二人が辿り着いた「あの日」以前の物語と分岐した未来を描く2話+書下ろし。
  • そのほか
    『死体埋め部の悔恨と青春』の続編
    2020年刊行作品を大幅に改稿し、書下ろしを加えたもの
  • ひとことレビュー 
    織賀と祝部の掛け合いが愉快で続編を楽しみにしていました。「あの日」から分岐した未来、『(x)Route不在』と『(y)Route再会』。一気読みしてしましました。

腹を割ったら血が出るだけさ  住野よる

  • ジャンル
    ヒューマン小説
  • あらすじ
    愛されたいという願いから日々偽りの自分を演じる茜寧。愛読書『少女のマーチ』の登場人物<あい>とそっくりな人と出会い友人になる。茜寧自身は主人公と似ていて<あい>との出会いで自分はやっと変われると信じるが・・・
  • ひとことレビュー 
    何事においても『解釈』ほど自由なものはないな、と思いました。ある意味どんでん返し。

酒亭DARKNESS  恩田陸

  • ジャンル
    ホラー小説
  • あらすじ
    全国各地の酒場でふと語られる、ちょっと不思議で不穏な話。
    あらゆるタイプの「怖さ」が楽しめる「居酒屋ホラー」13編+α
  • そのほか
    あとがきによると、「孤独のグルメ」のホラー版だとか。
  • ひとことレビュー 
    ホラーが怖くて読めない私でも楽しめたライトホラー。ちょっと背筋がゾクッとしたり不思議な話が詰まっています。『風を除ける』『歌うカステラ』がお気に入りの物語です。

激しく煌めく短い命  綿矢りさ

  • ジャンル
    ヒューマン小説
  • あらすじ
    中学の入学式で出会った久乃と綸。お互いに惹かれていき恋人になる。性格も容姿も正反対の女性同士の恋は、ある出来事によって引き裂かれ・・・
  • ひとことレビュー 
    『第一部』では中学生らしい初々しさと未熟さが伝わってくる文章でした。ミサンガ、ルーズソックス、アジアの純真・・・など懐かしいアイテムが続々出てきます。634ページある作品ですが、読みやすい文章でサクサク読めました。

女王様の電話番  渡辺優

  • ジャンル
    ヒューマン小説
  • あらすじ
    アセクシャルかもしれないと悩む志川は、女王様をデリバリーする店の電話番アルバイト。ある日憧れの美織女王様が失踪する。美織の行方をこっそり探るうちに、自分の知っている彼女とは違う面ばかりが見えてきて・・・
  • ひとことレビュー 
    渡辺優さんの作品を初めて読みましたが、主人公の心の揺れや動きがとても自然に、且つ繊細に描かれているところに惹かれました。自分自身のものの考え方、捉え方を見直すきっかけをもらいました。おすすめの作品です。

天空遊園地まほろば 浜口倫太郎

  • ジャンル
    ヒューマン小説
  • あらすじ
    もう二度と会えない大切な人と再会できる場所、天空遊園地まほろば。案内人のシチカから指示される禁止事項は『泣くこと』。もし泣くと、大切なものが失われるという。やさしい5つの物語。
  • ひとことレビュー 
    難しい言葉や表現はなくスラスラ読めます。あたたかい気持ちのまま読み終えることができるので、幅広い方が楽しめる作品だと思います。
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