【11月読んだ本②】6冊を紹介<マッドのイカれた青春、他>

本感想。2025年11月に読んだ本のまとめ。

読んだ本の中から6冊をご紹介。
読んでみたいな!と気になる本があるとうれしいです。

目次

マッドのイカれた青春  実石沙枝子

  • ジャンル
    小説
  • あらすじ
    超弩級の美少女マッドを中心に、ルッキズムに悩む10代の心の葛藤を描く。6つの連作短編集。
  • そのほか
  • ひとことレビュー 
    美人は得すると思っていた自分が恥ずかしいです。登場人物は10代ですが、ぜひ大人にも読んで欲しいと思いました。読んでよかった!と思えた作品。

日記の練習  くどうれいん

  • ジャンル
    エッセイ、短編小説
  • あらすじ
    小説、エッセイ、短歌、絵本と幅広い創作で注目される作家。その創作の原点は日記にあった。日々の短文日記=「日記の練習」とそれをもとにしたエッセイ「日記の本番」。
  • そのほか

  • ひとことレビュー 
    くどうれいんさんの言葉選びが大好きです。この作品に描かれた姿がくどうれいんさんのすべてではないけれど、少し触れることができて自分自身の気持ちが軽くなったように感じました。くどうれいんさんのことが好きになる一冊です。

この恋は世界でいちばん美しい雨  宇山佳佑

  • ジャンル
    恋愛小説
  • あらすじ
    ある日、誠と日菜はバイク事故で瀕死の重傷を負う。そこに現れた”案内人”からライフシェアリングを提案される。お互いの余命は10年。どちらかが幸せを感じて幸福量が10まで達したら、相手の命を1年奪う。逆に不幸を感じて幸福量が1まで減ったら、相手に命を1年奪われる。命の奪い合いをしながら生きることになった二人は・・・
  • そのほか

  • ひとことレビュー 
    生きるということは幸福も不幸も際限なく感じることかもしれません。表紙からの想像していたより残酷な印象を受けましたが、雨を使った表現やお互いを思いやる姿はとても素敵でした。恋愛中の方にオススメです。

殺した夫が帰ってきました  桜井美奈

  • ジャンル
    ミステリー
  • あらすじ
    ピンチを救ってくれたのは、崖から突き落とし殺したはずの夫だった。記憶をなくし帰ってきた夫は、かつての性格とはまったく違い・・・
  • そのほか
  • ひとことレビュー 
    タイトルが気になって選びました。苦手なホラーだったらどうしようと思いながら読み進めましたが、しっかりミステリでした。伏線回収がしっかりされていて楽しめました。

宙色のハレルヤ  窪美澄

  • ジャンル
    小説
  • あらすじ
    「いろいろあるけど、こんな人生も悪くないかも」
    恋に落ち、人を愛することに決まったかたちなどない。
    6つの短編集。
  • そのほか

  • ひとことレビュー 
    いろんな恋の話を読めて、お得感がありました。短い短編集だけど、どれも設定が濃い内容です。

YABUNONAKAーヤブノナカー  金原ひとみ

  • ジャンル
    小説
  • あらすじ
    「変わりゆく世界を、共にサバイブしよう」
    ある女性が、性的搾取をされていたとネットで告発したことをきっかけに、加害者、被害者、その家族や周囲の日常が絡み合い、予想もつかないクライマックスへ・・・
    世界の急激な変化の中でもがく人たちを描く群像劇。
  • そのほか

  • ひとことレビュー 
    読み切るのにエネルギーを使う作品。ひとつの物事において、人によって捉え方が違うことに愕然としました。世の中の争いごとの多くはこれが原因かと思うと、争いがなくならないのは仕方のないことかもしれません。常識が大きく変わっていく今だからこそ、自分自身の落としどころを見つけたいと考えさせられました。
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