【11月読んだ本①】5冊を紹介
読んだ本の中から5冊をご紹介。
読んでみたいな!と気になる本があるとうれしいです。
目次
永遠猫の祝福 清水晴木
- ジャンル
小説
- あらすじ
400年生きるその猫は、人の言葉を話し傷を治す力を持つ。不死の猫が人の生と死に寄り添うあたたかな物語。
- そのほか
- ひとことレビュー
まっすぐなメッセージがストンと響く作品です。たくさんのフレーズを読書ノートに書き写しました。
10~20代に出会っていたらより響くものがあったと思います。最初から最後まで読むといろいろな意味や仕掛けが見えてきます。一気読みがオススメです。
パズルと天気 伊坂幸太郎
- ジャンル
小説
- あらすじ
デビュー25周年に贈る、「幸せ」な短編集。
- そのほか
- ひとことレビュー
笑ったり感動したり、少し寂しかったり。どの作品も楽しめました。伊坂さんの軽やかな文章はいつも読みやすく、それでいて優しい作品が好きです。
嘘と隣人 芦沢央
- ジャンル
ミステリ小説
- あらすじ
定年退職した元刑事の正太郎が、日常の中で遭遇した事件の裏を見る。連作短編集。
- そのほか
第173回芥川賞 候補作
- ひとことレビュー
まさかあの人が?そんな理由で?のオンパレード。きっと誰しも「隠したい」「ばれたくない」と嘘をついたことはあると思うけれど、この作品を読むとこれからの人生、嘘をつく回数が少し減るかもしれません。
クロエとオオエ 有川ひろ
- ジャンル
恋愛小説
- あらすじ
横浜で三代続いた宝石商の嫡男・大江頼任と、彫金を家業とする職人の娘・黒江彩。二人の関係は「メシ友」と「恋人」の間で謎のまま。しかし頼任の店のお得意様のオーダーを皮切りに、クロエがジュエリーデザインを引き受けるようになってから、二人の関係性が変わっていく。恋と宝石のおはなし。
- そのほか
- ひとことレビュー
帯にある「当たり前を超えていけ」その通りの物語でした。宝石の魅力をたっぷり味わえるし、何よりクロエと頼任のさわやかな恋愛がすごく心地よかったです。スマートフォンでQRコードを読み込むことにより、実物のクロエデザインのジュエリーを見ることができます。面白さ2倍です。
犯罪者 上・下 太田愛
- ジャンル
ミステリ小説
- あらすじ
白昼の駅前広場で4人が刺殺される通り魔事件が発生。犯人は逮捕されたが、ただひとり助かった青年・修司は搬送先の病院で奇妙な男から「逃げろ。あと10日生き延びれば助かる」と警告される。その直後、謎の暗殺者に襲撃される修司。なぜ自分は10日以内に殺されなければならないのか。はみだし刑事・相馬によって命を救われた修司は、相馬の友人で博覧強記の男・鑓水と3人で、暗殺者に追われながら事件の真相を追う。
- そのほか
- ひとことレビュー
長編ですが弛むことなくストーリーが進み大満足の読み応えを感じました。目に見えるような描写に最後までハラハラが止まりません。
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